#031新ワールドの秋冬

秋になったある日、ケイトは自作の焼き菓子をバザーで売ってみることにした。子供はこんなこともできるんだね。……しかし、一向に売れない。
ケイト(おかしいわ、自信作の大特価なのに!)

待つこと暫し、ようやくお客さんが。

リカルド「このマフィンを一つくれるかな」
ケイト「ありがと!」
在庫はいくつかあったのだが、なぜか最も失敗作の、品質の悪いマフィンを買ってくれるリカルド。

マフィンを手に立ち去ったリカルド、なんと! 品質の悪いマフィンを犬に与えていた。犬は喜んでいたようだが……。

アリョーシャがなぜかフォーマル着用でローラースケートをしていたので、

フォーマルをロシア軍服風に変えてみたり。

ジャンケンで遊ぶのは、三佳とその妹・優起子……の、幽霊。ワールド初の幽霊だが、普通に暮らし、普通に学校に行くらしい。

町ゾーンの一角、ヴィーチャの住むアパートの裏にスタバがオープン。

看板をはじめ、素敵なCCがたくさんあったので、使ってみたかったのだ。実際の写真を参考に、それっぽい家具も探してきた。

こういう小物を並べるのが、実にテンション上がる。NPC店員の服装もそれっぽく。

コーヒーのレジとお菓子を売るレジを配置。本当は隣に並べたかったのだが、構造上無理だったので、不自然な位置になってしまった。

施設の種類はSTの「コーヒーハウス」にしてみた。しかし、あまり流行らないようで、しばらく眺めてみたが、常に閑散と……。せっかく時間をかけて作ったのに、みんな遊園地やパブのほうに行ってしまうのか。公式の「コーヒーハウス」のようにライブステージでも併設すれば賑わうのだろうけど、ちょっとイメージ違うな。

とあるマンションを訪れるバージル。実は、日頃サボっているスタイリストの仕事をはじめてマトモにしてみることにしたのだ。

スタイリストは、舞い込む依頼に応じてお客の服をコーディネイトするようなのだが、町の役割NPC以外の住民はすべて自作キャラ。そもそも自分で設定したものを変えるのも面倒で、一度も働いていなかったのだ。

依頼人のエーンは、スポーツウェアを新調したいとのこと。

バージル「えーと、好みをうかがいましょうか」
エーン「もう秋だし、あまり露出が多いのはちょっと。あと、失礼だけど貴方のような(ケバケバしい)色はちょっと遠慮したいかしら」

依頼を受けると客Simの「スタイリスト」画面がロードされる。いつも服装はチートでCAS編集していたため、ほとんどこの画面を見たことがなかったが、CASから服装部分のみを抜き出し&一つのカテゴリに複数のコーデが増やせる感じか。

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バージル「テーマは50年代レトロ! シューズで現代っぽさも出してみました。あ、一応、地味めな感じで。どう?」

エーン「(地味かしら……!?)まあ、いいわ」

一応気に入ってもらえたらしく、任務完了。

ある日、ヴィーチャが出かけると、雪が降りつもっていた。もう冬なのだ。

ヴィーチャ(雪だ……!)

広場も冬祭り仕様になり、スノボやスケートを楽しむ人々の姿が。いずれクリスマスツリーでも飾りたいものだ。

ヴィーチャの楽器をCCのウォッシュタブベースにしてみた。

グレアム(おや? おかしな楽器を弾いているな!)←おかしな服

城門前の坂のど真ん中に、誰かが作ったかまくらが出現。きわめて非常識な位置だが、不思議なことに車はすり抜けて通れるのだった……。

ヴィーチャに花火をしたいという願望が出ていたので、アリョーシャを中世パブに誘いがてら、試してみる。

ヴィーチャ「火を着けて……」

ヴィーチャ「サッと離れる! 耳を塞いで、急げ!」(ワクワク)
アリョーシャ「フーン?」

ドカーン☆

ヴィーチャ「成功だ! 綺麗だろう?」(あれ?)

……なんと、アリョーシャはさっさと店の中に入ってしまっていた。薄情だぞ。

気を取り直して、凍えながら店の中へ。

ヴィーチャ「せっかく花火を見せてやろうと思ったのに、お前という奴は。ああ寒かった!」
アリョーシャ「そりゃ、コートも着ずに雪の中にいるからだろ?」(ま、そういう俺は半袖だけど……)←寒さ耐性