#021ヴィーチャが新ワールドを見て回る

とりあえず、ここで一旦喜道家を離れ、再びヴィーチャで新ワールドお試しプレイ。

ヴィーチャの住む廃屋の前からの光景。ヴィーチャの家はあやしいゾーンにあるのだが、実際の距離はかなり近いのと、途中の区画がまだ空き地なので、こんなふうに都心がよく見えるのだった。

早朝、夜型のヴィーチャは当然ながらまだ寝ていた。そこへ、親切のつもりで新聞を持ってきてくれるオメガ。しかしヴィーチャは寝ていて気付かない。気の毒だが、プレイヤー指示で起こしてみた。

オメガ「ワンワン!」(おはよう! 朝刊が来たぞ!)
ヴィーチャ(なんだ、何事だ)
オメガ「ワン!」(見よ、この忠犬っぷり!)
ヴィーチャ(ああ……新聞の購読を停止するのをまた忘れていたようだ。ゴミが増える……)

ヴィーチャ「よくやった、いい子だね」(眠い……だが新聞を停めていなかったのは私のミスだしね)

とんだありがた迷惑ではあったが、わざわざ起きて褒めてあげる、犬に甘いヴィーチャ。しかし、この後ちょっとだけ二度寝した。

すっかり日も昇った頃、ふたたび起きて外に出ると、なぜか家の前にフランツがいた。

ヴィーチャ「ちょうどいいところに。フランツ、私とアリョーシャのバンドに入らないか?」
フランツ「バンド?」
ヴィーチャ「というよりは、お前がメンバーともう決まっているんだ」
フランツ「そうなの……あまり巧くないけれど、僕でよければ」(こ、断る権利はないのか?)

……なんだろうこの物凄い言わされてる感は。

というわけで、なぜか前のワールドでは何度話しかけても出なかったバンドに勧誘するコマンドが出て、無事にキーボーディストをゲット!

とりあえず街がちゃんと動くかどうか様子を見るため、まずは都心へ。スーパーマーケットの前で、軍の制服姿でギターを弾いていたのはレオニード。買い物帰りらしいメイアマリー=シュゼットが聴いていた。と、またしてもなぜか突然ヴィーチャが気絶! 前と違うのは、周囲に人が居たことだ。

メイア「キャア! どうしたの、この人」
マリー=シュゼット「うわ、酔っぱらいじゃない? 関わらないほうがいいわよ」
レオニード(ギターに夢中で気付いてない)

結論:人前で気絶した場合、驚かれる(退かれる?)けど誰も助けてはくれない!

……なおレオニードはこの後ワンテンポ遅れて驚いていた。

この「気絶」、任意にはできないし、特に「〜により」などの原因も表示されないので発生条件が謎だが、周りの人が退かずに助けてくれたらいいのに! なお特定の特質の人は「気絶するフリ」ができるようだが、ヴィーチャの場合はできない。

ちなみに「レオニードをバンドに誘う」という願望が出ていたが、プレイヤー的には某学院メンバーで揃えたいので、ここは敢えてスルー。出くわすたびにアピールのように各種楽器を弾き始めるレオニードには気の毒なことだが!

次は公園検分に出かけます。

先ずは「サンセット・バレー」の公園兼お祭り会場を建ててみた。飽きたら別のに差し替えるかも。しかし、前のワールドの超コンパクトな施設に慣れた身には、デフォルトの公園はとにかく広大で、ちょっと移動するにも時間がかかって非効率的に思える……。

途中でアリョーシャに会ったのでなんとなく一緒に来てみたが、特にデートというわけではなく、二人マイペースにそれぞれ行動。

サッカーのコートまであって、レナードセシルが楽しそうに遊んでいた。

公園内の池で釣りもできるよ!……全く吊れないのでやめたけど。

ジャスティンがチェスをしていたので、初対面だが、唐突に話しかけてみた。

ヴィーチャ「ひとりでチェスの練習?」
ジャスティン「……失礼だが、貴方は?」(この男、飛行機に興味はあるだろうか)←飛行機オタク

これまたなんだかよくわからないが、たまに絶妙なフキダシを出してくれるのがSimsである。一応イメージモデルの縁で「フレンドリーな自己紹介」をしておいた。一方、向こうではギターを弾くキョウコの姿が。

アリョーシャ(お、ギタリストがいる。でも技術がちょっとなー)

チェスで対戦を始めるヴィーチャとジャスティン。暇になったオメガはアリョーシャにまとわりつく。

オメガ「ワン!」
アリョーシャ(絵にならない犬だな。愛嬌はあるけど)

手前で本を読んでいる消防士はリアルNPCである。この後、思いのほか対戦が長引き、申し訳ないのでアリョーシャとは一旦グループ解散。また後日遊ぶことにした。

オメガはそのまま気ままに公園をうろついていたところ、女子会(+サヤカちゃん)のピクニックに遭遇。写真では見えづらいが、なんとお弁当に蟻がたかっている。しかし誰も気付いていない!

さらに野生の馬に出会った。野良動物抑制政策のため街に一頭しかいないはずの、ある意味貴重な馬である。人間とは違い、動物同士で独自のコミュニケーションをとることが可能らしかった。

サヤカ(うわぁ、馬と犬が会話してるっ! サイズ的には犬より僕の方が馬に近い気がするし、僕にもできるかな☆)

止めどきがわからずに延々とチェスを続けた結果、ついに暗くなってきてしまった。夕食を兼ねてジャスティンと一緒に都心のビルの地下にあるバーに移動。バーが食事に出かけるところと化しているが、レストランだと実際に食べる場面が見えないからつまらないのだ。すると、思わぬ先客がいた。

ジャスティン「(なんてことだ。リェーナがいる)ちょっと待ってくれ。知人がいるようだ」※母
ヴィーチャ「なぜ? 居てはまずい?」
ジャスティン「そういうわけではないけど……」

リェーナは息子には気付かず、ジュリエットと飲んでいるようだ。まさか親子とも思わず、ヴィーチャはさっさと中へ。

幸いにも(?)リェーナはこちらに気付かないまま、入れ替わりに店を出て行ってしまったので、二人でごはん。

ところがなんと、出てきた料理の品質が「悪い」。ひどい店だ!

ジャスティン「この料理、傷んでいるのじゃないか?」
ヴィーチャ「そう? 私にはよくわからないが」
ジャスティン(平然と食べている! 信じられない神経だ……)

ジャスティンはフランツと気が合うんじゃないかと思う。笑 ところで。

オメガ(ひもじい……)

うっかりオメガまで連れてきてしまったが、当然、犬用の料理はないのだった。でもどの店にもペット連れで入れちゃうんだよね。もう少し夜遊びしたかったが、オメガが可哀想なので早めに家に帰ることにした。

しかし。ペットを連れて車で移動することはできるのだが、移動先が自宅である場合、同行者を選ぶコマンドが出ない。つまり、出かけたはいいけど帰りはペットとともに車に乗ることができない。これってどうしたらいいんだろう? 仕方なく一人で帰った。

このバーのバーテンダーは、後でエーリッヒに変更した。似合う!

オメガは徒歩で帰宅……したのかと思いきや、なぜかまた公園の近くの地下鉄の駅に。通りすがりのジュディスにお菓子をもらって空腹をしのいだ後、その場で朝まで寝ていた。まあ、本来は室外犬だからね! 自由に寝ればいいさ!

なおこの公園前駅も、その後、公園の隅っこにスペースを作って設置し直した。

ところで、実はこのワールド再移動作業の途中、原因不明なままゲームが起動しなくなってしまい、思い切ってデータフォルダを構築しなおすことにした。

当初、勝手がわからないままランチャーでむやみとCCをインストールしてしまったが、今後は確実に継続的に使うオブジェクトやパターンのみインストールし、使わなくなる可能性のあるもの、ランチャーで見つけだしにくいメイク、フラグ修正がほぼ必須な衣服などはpackageで利用することに……したら、それはそれでModフォルダが重すぎて起動しなくなったのだったが、これはまとめて圧縮したら解決した。さらに、ランチャーでインストールする際には、たとえ説明にNo CCとあっても信用せずに一旦解凍して中身が単品であること・壊れていないことをチェックしてから入れる、というのを徹底する。(調べてみると、実は記載のないものがくっついてる、というのが結構あった。しかも、くっついているものをまとめてインストールしてしまうと、本来「Object」などとなるはずのカテゴリ分けが高確率で空欄になっており、とてもあやしい)

セーブやキャラのデータは幸い頻繁にバックアップしてあることもあって無事なので、そのまま使用。うっかり元のSims3Packを保存していなかったCCを探しまわって再DLしていたためかなり時間はかかったものの、ほぼ元に近い状態までこぎつけた。といっても幾つか行方不明になったものもあり、服やメイクなど前と違う人がちらほらと。教訓・CCはインストール前のバックアップを整理整頓して保存しておこう!