#020再びワールド大移動

いよいよ居住する土地が足りないので、再びワールド移住することにした。

幾つか実際にインストールして見比べ(なおこの途中、Sims3Packがインストールできなくなる現象に見舞われ、手間取る……原因不明なまま治ったが)、「Autumn Falls」という、奥に山と大瀑布があるのが特徴の、基本的には平地が多くてシンプルなワールドに決定。マップサイズは前のワールドと同じだが、陸地面積が多く、道路の配置が整然としているのが決め手。実は、見た目だけでいえばこれより好みなシンプルながら都会的な区画配置のワールドがあったのだが、実際にインストールしてみると交差点がちゃんと接続されていなかったりして不安があったのでやめた。

このワールドには予め公共施設が幾つか建っていたが、今回これは撤去して、ゲームデフォルトの公共施設を建てることに。一度は公式の施設を使ってみたかったが、前のワールドでは建てられる土地がなかったのだ。

詳細に見ていくと意外と樹木や細かいオブジェクトが多かったので、重くなる原因になるかもしれないと思い、滝とビーチの近くだけ残して、後はざくざく削除。プレイ中は区画外にはあまり行かないし、とにかく景観より軽さを追求だ。

道路の配置にあわせて大雑把にエリアを分け、最低限の建物を建てた後。本当は滝のあるところを観光地風の田舎ゾーンにしたかったけれど、住宅→都心アクセスの便宜上こうなってしまった。

都心の高層ビル群。市役所・警察などの入っている公共サービスセンターと、会社・スポーツジム・バー、ジャスティンの住むマンションなどがある。ビルの数は最低限だけれど、近づくと結構雰囲気が出る。

デフォルトの市役所がビル型ではないので、高層ビルにCCのラビットホール・ラグを埋め込んで手動で建設。同じように会社なども作り、バーやジムはブリッジポートの施設をコピペして建てた。

この通りが街のメインストリートのイメージ。奥と手前にもう少しビルを建てる予定。本当は四車線(?)がよかったけど、ゲーム中では道路の変更はできないので、これで妥協。とにかく基本が軽さ重視なのと区画内から見てそれっぽければ良いので、街自体の外観には凝れない。都心にしては暗いので(今は例のライティングMODは入れていないのに)もう少し街灯などほしいが、ゲーム中では区画外には設置できないようだ。

未体験の地下鉄の駅も作ってみた。入り口を置くだけで駅になって移動できるので便利そうだし、さほど場所もとらない。しかしマップで区画タグと駅のタグが二重に表示されるのは何故だろう……と思ってブリッジポートを見学してみたところ、どうやらこの駅の入り口は、建物区画内の端に置いて使うようで。

こんな感じで主要建物の区画内に駅を作り直した。ここは聖ベアトリクス病院前駅。デフォルトのこの病院の外観好きじゃないけど、今はそこまで拘らないでおこう。

この付近には学校、病院、美術館などが集中。道路を挟んでスタジアムもある。

今のところ小さめの家が点在している郊外の住宅地。こうしてみるともっと建物に統一感を出したいなあ……。

※追記 住人移住後に、お揃いの小さな家を建てた。これもユーザーメイド品なのだが、こういうコンパクトで庭のない家は並べられるから住宅地っぽくなって良い。

田舎の一角。グレアムの館、墓地、シンの経営するローカルバーがあり、多少住民もいる予定。ついでに科学施設もここに。

このワールドなら、グレアムの家として例の城を建てようと思えばできそうだったが(このゾーンには無理でもワールドのどこかには土地が確保できそう)、不便さと重さを考慮してやめておいた。

あやしい地域(仮)。現状ではガラクタ置き場、例の廃屋、そして犯罪者アジトがある。まだ誰も犯罪者がいないが。

こうして眺めてみると、廃屋はダントツに庭の樹が多くて、やたら重いのも頷ける。他の家は結構エクステリア装飾は削ってしまっているのだが、数少ない外観の雰囲気も重視したい家なので、そのままにしているのだ。

主立った建物を建てたところで、いよいよ住民の移動。今回は既にかなりオリジナル住民が増え、ある程度人間関係も発展してからの移住なので、毎度お馴染みNraasさんところの「Porter」という、人間関係や家系図を維持したままパックして移動できるMODを導入。これがなければ移動を諦めていたかもしれない。

パックする世帯は最小限にしないとハングするよ! みたいな注意書きがあったが、できれば自作の住民50人くらいをパックしたい。駄目元で試したら、あっさりパック成功。

新しいワールドにてアンパックしたところ、家の数が足りなくて失敗。世帯数分の空き家を予め用意しておかなければならないのだが、土地に床を1マス貼っただけ、みたいな「家」はNGらしい(公式のカタログから配置するときはタイル1枚でも「家」と見なされて住めるので、撮影用のワールドではそんな「家」ばかりなのだ)。Porterに「家」と見なされる条件はよくわからなかったが、とりあえずちゃんと住める家を建ててから再度挑戦すると、無事に成功した。

世帯ごとに自動でどこかの空き家に配置されるので、住ませたい家に入れ替えなければならないが、人間関係を手動で設定し直すことを考えると、ごく些細な手間である。

なお、血縁関係と人間関係は問題なく再現されていたが、残念ながら、職業や特質など相手について知っている情報は引き継がれないようだった。まあ、歳を取らないプレイで無限に時間はあるから、また聞きなおすことにしよう。そしてバンドの情報も引き継がれなかったが、どのみちまだ一度も活動していなかったので、マスコンで再設定。同様に新規メンバーを追加することも勿論できるが、一応やめておいた。

ところで、これはワールド移住とは無関係だが、非アクティブになると一部の自営業は継続できないのだろうか。前のワールドで、写真家にしたはずのイヴと発明家のはずのヴィーチャが教職に就いていたり(そういえばギムナ版ヴィーチャの将来の夢は教師だったが)した。あちこち世帯を切り替えて遊ぶスタイルなので、非アクティブになる度にレベル1からやり直しというのは辛い。キャリア自体はマスコンで設定できるが、発明品を売って稼いだ金額などがリセットされちゃって、困ったものだ。

さらに、この仕様のせいではないかもしれないが、喜道家が全員転職していて、しかも過去のキャリアがなかったことにされていた。せっかくゴーストハンターとして出世してきたところなのに! ただし専門職のリュドミルやバージルなどは非アクティブにしても勤続しているし、転職したとしても過去キャリアが消えるのはおかしいので、単にバグかもしれない。なお集めた霊魂の数はコレクションとしてひき続きカウントされていた。

そんな喜道家の屋敷は、今度こそ町の中心に。といってもまだ周辺は空き地だけど。

ちなみに前回のゴーストハンタープレイのときは、軽さ重視でグラフィック設定をいつも以上に低くしていたために、影がなくなってしまっていた。日中の屋外ショットを後で見なおしてみると、さすがに影がないのは不自然だなあ……と思ったので、少しだけ設定を上げた。というわけで家のショットの画質もこちらの方が少しマシ。