TS3 三国志 #6 ゴーストハンター張華

夕暮れの町を馬車でひた走るのは、町にただ一人のゴーストハンター、張華

本日の仕事は、吾彦の屋敷の幽霊退治だった。あいにく家主は不在。

張華(呉の将軍の屋敷と聞いているが、随分と質素なものだな)

勝手に乗り込んで仕事を始めようとしたとき、吾彦が馬で帰宅。初対面なので、挨拶をしておく。

張華「私はゴーストハンターの張華と申す」
吾彦「おお、貴方が。よろしくお願い申し上げ……おっ、さっそく背後に!」

ゴーストハンターのお仕事道具「バンシー除霊機」で鮮やかに幽霊を吸引していく。

吾彦「おお、そのようにして霊魂を狩るのですな! なんとも奇妙な!」
張華(こうもしつこく背後から見られていては、やりづらいな……)

野次馬されながらも、無事に除霊完了。吾彦からは、爽やかに天然なのか実は腹黒いのか、なんとも判断しかねる一言が。

張華(この男……なかなかの態度だ!)

お次は宮殿内に戻り、司馬師の屋敷へ。

こちらは、奥さんの羊徽瑜がいた。不敵な吾彦とは違い、霊魂に対して理想的なリアクションをとる羊徽瑜。

羊徽瑜「キャァー、キャァー、怖ろしい!」
張華(……と言いながらも、しっかり見学されているところが流石な御方よ)

ある日、張華は杜預の仮装パーティーに招待された。とかくみんな宴が好きである。マップを見ると杜預はまだ外出中のようだったが、移動に時間がかかるので、余裕を持って出かける。

……と思いきや、例によって宮殿内ダッシュに時間がかかりすぎて、微妙に遅刻した。が、到着してもまだ杜預が帰ってこない。つまり、会場に入れないのである。またこの仕様か!

張華「はて、招いておきながら刻限を過ぎても留守とは、どうしたことかな?」
鸚鵡「ギャア」

訝りながらも仮装に着替える張華。と、突然、杜預の家の扉が開いて、数名の仮装した人間がものすごい勢いで飛び出してきた!

張華(!? 一体誰だ)

あやしい人たちの正体を確認します。自分もあやしいが。

ホットドッグコスプレの司馬炎

白塗りの賈充

ピエロの司馬師&ダイバーの羊徽瑜夫妻。おっと……徽瑜ちゃんと仮装が被っているぞ。

どうやら主催者不在のまま、招かれた客は揃っていたらしい。一斉に並んで走り出し、張華も一緒になって走り出す。一体どこへ? と思いきや、表示はまさかの「家に帰る」。えっ、もうパーティー終わってしまったの? 遅刻したとはいえ十分足らずのことなのに!……まあ、シムワールドではありそうなことだ。

いまいち仲のよくないはずの賈充とは家がお隣だったため、宮殿内まで仲良く並んでランニングする羽目に。馬でのんびりと歩む陳泰を猛ダッシュで追い越し、それぞれの自宅へ。一体、杜預のパーティーとはなんだったのか。

二人とも仮装から着替えようとしないので、手動で替えておく。

張華「それにしても、元凱殿は一体どこへ行かれたのであろう。とんだ無駄足であった」
賈充「まったくだ。蛇に化けて逃げたのではあるまいな」

そのころ杜預は、実は町の酒蔵にいた。なんと、しっかり仮装しているではないか。しかもかなり弾けた格好で、正直、強烈に似合っていない。恥ずかしくなって逃げたのだろうか。

気を取り直して、張華は改めてひとり町の店へ繰り出す。今夜は仕事が休みなのだ。

酔いも回って楽器のある部屋に赴き、太鼓を叩き始める。ノリノリに見えるが、スキル0なので実際にはかなりの最悪な演奏であった……。

そこへ、吾彦がやってきた。

吾彦(おや? ゴーストハンターの張公ではないか)

少し会話した後、なぜかスマホで猫動画を見せてくる吾彦。

吾彦「いまネットで流行の猫の動画をご存じですか? いやあ、愛らしいものですな」
張華「……うむ」(ファッションリーダーの身としては、知らぬとも言えぬ!)

と思いきや突然、懐中電灯を取り出す。

吾彦「そうだ、とっておきの怪談を聞いてはくれませぬか。本職の方に、ぜひとも批評していただきたく! 昔々あるところに、優勝を目前に死したスポーツ選手の若者がおりまして……(略)」
張華「……。話の内容はともかく、その笑顔をやめて、声色ももう少し怖ろしげにしては如何かな」

張華「曹操?」
鸚鵡「ギャアー」
張華「曹操?」
鸚鵡「ソーソー!」
張華「(*´∀`)」

……としか聞こえない。

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