#012ミシェルとリンの家庭派プレイ

前々回で紹介したリンだが、発端は、大人とティーンしかいない現状、子供のいる家庭も作りたい! という思いつきだった。そこで選ばれたキャラが、娘と二人暮らしのリン。

しかし作り慣れない幼児の顔がうまく調整できず、もういっそ生まれるところからやってはどうか! ということで、原作では死別するパートナーのミシェルも作られ、二人で引っ越してくることになった。

二人の関係は原作にあわせて「フィアンセ」でスタート。居住区の一角の小さな家に越してきた。このとき、ワールド大引越作業が続いていたため、一時的に非アクティブになっていて、戻ってくると……ミシェルが家にいない。

……ダーツバーで遊んでいる。ひとりで!

リンは医療系の仕事についていた。似合うといえば似合うが、原作では大学生だし今回は家庭プレイをしたいので、例の「無職として就職」システムを活用して専業主婦に。

まずはここでの暮らしに慣れようと、お向かいの住人に挨拶に行く。Simsワールドではアメリカ式なのか、引越の挨拶はご近所の人側から来るのが正しいようだが、アジア系だからいいんだ……って中国ではどうかしらないが。

向かいはリュドミルたちの家。いい加減屋根が不自然なのを直さねば……。

リュドミルが在宅で、出迎えてくれました。と、ここで予想外の事態が!

リン「はじめまして、お向かいに越してきたリンと言います」
リュドミル「僕はリュドミルです。よろしく」(おっ? かわいいぞ!!)
リン(なんだか素敵な人……)

はいNG!!!!!

家庭を築くという目的なのに浮気はまずい。というかそもそも性格的にありえない。慌てて、リンの特質を修正し、「硬派」を入れました。リュドミルはもう知らない。

リュドミルに招き入れられ、やむを得ず入るが、不安でいっぱいだ。今後はあまり近づかないようにしよう。

気を取り直して、今度は裏のマリー=シュゼットとエマニュエルの家へ。

裏口から入ろうとするリンと、やはり裏口から出てくるマリー。妙だなあ、とよく見たらポストをここに置いたままだった! こんど、玄関に移動しよう。追記:後で気付いたが、ポストの位置に関わりなく、家の建築で正面玄関を設定することができるようだ。

中にお邪魔すると、エマニュエルがアレフチナ&知らないNPCとお喋り中だった。今日は日曜日なので在宅の人が多いんだね。

リン「科学のお仕事をしているの? すごい」

マリーとは無事にフレンドリーに話が弾んでいるようだ。だが何故みんなキッチンで立ち話をするのかは不明。

一方そのころミシェルは、さきほどのダーツバーでキョウコと楽しくダンスしていた。ちょっと! また危険そうな人選!! しかもミシェルの場合、普通に浮気しそうだからどうしようもない。まあそうなったらそうなったで面白いけど、リンが嫉妬したりするとまた薔薇コードに抵触しちゃうわ……。

放置すると全然進まないので、リンをデートに呼び出し、海辺のバーへ。デートの仕方がよくわかっておらず、別々に移動したためにリンが先に着いてしまったが、この後やりなおした。

バーテンダーはいい感じに太ったお姉さん。こういうNPCは作らなくてもいつのまにか出現しているらしい。

ミシェル(そろそろ結婚でもするかな……)

バーテンさんの目もはばからずいちゃついた結果、ロマンチックなムードになったところで(頭の上にハートが飛んでいる)、ダンスフロアに行く二人。と、ミシェルが目を放した隙に、知らない若者に声を掛けられるリン。

ムカつくので、喧嘩を売ってみた。

ミシェル「おい、お前」
リン(どうしよう……友達として挨拶されただけだけど……)

ミシェル「今俺の彼女にちょっかい出しただろう!」
若者「え? 俺はただ挨拶しただけで」

……ハートマークが消えないのがシュールです。フキダシの中の絵はなんだろう?

ミシェル「嘘をつくなこの野郎!」
若者「いや、嘘じゃねえよ、うわーっ!」

ボコボコボコ

……ホコリで見えないが、突然はじまる大乱闘。

ミシェル「まあこのくらいで許してやる」
若者「いててて……」(なんだこいつ、人の話も聞かずに殴りかかってきやがって、最悪だ)

あたりまえだが、見知らぬ若者との仲が険悪に。しかし殴り合いに勝ち、スッキリして気分がよくなるミシェル、結構好戦的なのか。なおロマンチックな気分は既に消えてしまったようだ。

と、ふと傍らを見ると今度はあやしいパパラッチと名乗る男がリンに話しかけている! もう油断も隙もない!! 人混みは避けて、家に帰ることにした。

特質「硬派」のおかげでリンの惚れっぽいのは改善されたようだが、妙に陽気なのが問題である。「レイトナイト」から「シャイ」というのが加わったことに気付き、さらに入れ替えてみた。その後ミシェル以外の人に会っていないので効果のほどはよくわからないが。

この家の内装や家具は、現在かなりの部分がもらってきた状態のままだが、ミシェルに絵を描かせたかったので不在の間にイーゼルを買っておいたのだった。

ミシェル「おっ? いいものがあるじゃねえか」

意気揚々と絵を描き始めるミシェル。あのー、趣味もいいけど、家族プレイの進展の都合上、はやくリンと仲を深めてほしいんですが……。

そうするうち、リンは体力が尽きてきたので寝かせた。ミシェルは、実は先ほどわけあってチートで回復してしまったので、体力はそれほど減っていなかったが、しかし明日の仕事もあるので寝る。……なんの仕事なの? なんと警察に就職していたらしい。うーん……まあいいか。

しかし眠くないらしく、夜中にむくりと起き出す……。胸毛はつっこみどころです。隣でリンはテディベアの夢など見ながらかわいく眠っている。

着替えもせず、絵の続きを描きはじめるミシェル。あの……そのぱんつはちょっと……どうなの? こんな服選んだっけ?

しばらく黙々と作業を続け、ついに絵が完成。壁に飾るミシェル。

ミシェル「よし、いい出来じゃねえか! これは売れるぞ」

……そうだろうか。

そのまま眠らずに朝を迎える。本日は雨だった。起き出して朝食を支度するリン。ようやく着替えたミシェルは外に出て、おとなげなく水たまりではしゃいでいるようだ。

平和に朝ごはんを食べます。なんて規則正しい生活なんだろう! 料理スキルが低いのと材料がないので選択肢が少なく、またワッフルを作った。

ミシェル「どうだ、新しい家は気に入ったか? まあ多少狭いが、居心地は悪くねえな」

とりあえず、人に会うよりも、家庭内を充実させることを目標にしよう。仕事に行くミシェルを見送った後、リンはレストランで料理教室を受講。町の食糧品店でレシピと食材も買って帰る。

ミシェルの今の仕事はわりと帰りが早いので、家庭に費やす時間はそれなりにある。しかし放っておくと絵を描いたり本を読んだり、ひとりで趣味に勤しんでいる。昨日描いた絵を改めて眺めるリン。……謎の無言である。

リン(子供みたいな絵でかわいいわ。でも、もしかしたらこれはとっても芸術的な作品で、私には知識がないから理解できないのかしら)

リンをソファに座らせて抱き寄せてみたり。非公式の身長差があるわりには、そんなにおかしなことになっていない気がする。この状態でキスすると、額にキス、みたいになってむしろかわいい。

ところでこのプレイこれからどうすればいいの? 元々婚約者だし親愛度も高いので、いちゃついてると「内輪だけの結婚式をあげる」みたいなコマンドは出るのだが、なぜ内輪なんだろう?

……と、疑問に思っていたのだが、気がついた。招待できる友達が、いません! おそらくそのせいではないだろうか!!

二人だけで結婚式というのも、らしいけど、ちょっと寂しい。バカップルプレイは飽きるし、ひとまず友達作りをすすめるべきか。他の世帯でプレイしているうちに、勝手に結婚していたりするかもしれないが。