#005ヴィーチャがアリョーシャを訪ねる

原作者の許可を得て、勝手なイメージで作ったゲストキャラのアリョーシャを、現在ヴィーチャが住んでいる廃屋の近くの小さい家に住ませてみた。

ヴィーチャをアクティブキャラにして、ご近所の挨拶に行ってみよう! と……思ったら、夜間だったため、暗くてマップ上で家を見失う。そもそも深夜に行くのも非常識だし、と朝まで待って、やっと日が昇った午前七時。ご近所だと思っていたら案外遠くて、タクシーで向かう羽目になった。

ピンポーン。

しばらく待つと、パジャマ姿でアリョーシャが出てきた。どうやらまだ寝ていたようだ。しかし! 朝っぱらからやってきた不審な見知らぬ人を、なぜか親切にも中に入れてくれるアリョーシャ。

入れてくれたのはいいが、背を向けて何か考え出すアリョーシャ。(ところで誰だこいつ?)的な雰囲気が漂う。寝ぼけて知り合いと間違えて入れてしまったのだろうか!

しかし、話しかけてみると意外にもフレンドリーなレスポンスが返ってくる。よくわからない人だ! 妙にうちとけてノリよく話し始める二人。非公式に身長をいじったせいか、手がTシャツにめり込んでいる気がするが……気にしない。このまま意外と仲良くなれるのか!? と思ったそのとき、突然アリョーシャが外に走り去った!

どうやら、仕事の時間だったようだ! 昨日引っ越してきたばかりなのに、もう仕事に就いているとは知らなかった。平日の朝から押しかけられちゃ困るよねー。

ヴィーチャ「仕事? 何の仕事をしている?」(急展開に面食らいつつ)
アリョーシャ「委託販売!」

あっという間に姿が見えなくなったアリョーシャは、「委託販売の専門家」らしい。えっ、そんな仕事キャラができたんだ? 町のNPCではみかけたのだが。発明品委託したいんだけどなー。

そんなわけでアリョーシャとの初対面は案外スムーズにはじまったかと思いきや、一瞬にして終わってしまった。仕方ないので、また今度。どうでもいいが、なぜか横にいる子供はたぶん新聞配達少年である。